Wireshark で pcap を取る。ダイアログには 2 つの場所がある。取り始める前に 書く欄と、取り終わってから書く欄。両方とも「filter」と呼ばれているが、 実は別の道具だ。
tcp port 80 で取り始めた pcap を後で開いて、「あ、HTTPS の通信も見たい」
と思う。だが、443 のパケットは pcap のどこにも入っていない。取り込みの
段階で捨てられている。これが capture filter の世界だ。
もう一つの場所、tcp.port == 80 の側。こちらは表示を絞る。フィルタを
変えれば 443 も出てくる。pcap には記録されているからだ。
同じ「filter」でも、効く瞬間が違う。取りこぼしと黙ったまま、というふた つの結果がそこから生まれる。