Feasible Successor が手元にあれば、EIGRP は隣に問い合わせなくても新しい経路を選べる。 それは先に扱った世界だった。
けれど、条件付きの予備が手元に無かったらどうなる? show ip eigrp topology を眺めて いると、ひとつだけ「A」が長く居座っている経路がある。画面を更新しても更新しても、 「A」は動かない。3 分後、syslog に「stuck-in-active」のエラーが出て、隣との関係が 一度切れる。
なぜ、Active のまま動かない経路が生まれるのか。3 分という時間はどこから来たのか。 止めるにはどうすればよいのか。
本話で正面から向き合うのは、この問い。EIGRP が「end-to-end の返事を全部待つ仕組み」 であることの裏側に出会う。