前のシリーズで、組織の内側で使う住所(プライベートIP)が、世界中の別の組織にも当たり前に 並列して存在している、という設計に出会った。重複していい設計だった。けれど、その話には 末尾に渇りが残っていた。
境界を越えるときは、別の仕組みで翻訳される。中身は後の話。
この「後の話」が、本シリーズの正面の問いになる。
10.1.50.10 のような社内専用の住所のまま、外のインターネットへ出ていったら、応答パケット はどこへ戻ってくるのだろう。世界中に同じ番号が立っているのに。本話で、その問いに正面から 向き合う。