前の話で、OSPF が距離ではなく帯域で測る理由を手元に置いた。 仕組みは、ひととおり見えた。
けれど、全部わかったはずなのに、実機を前にすると、 どこから見ればいいかわからない。
実機の出力に、この仕組みはどう姿を見せるのだろう。手元の景色を どう並べると、OSPF が動いている全体像が見えてくるのだろう。
ここで、その渇きに正面から向き合う。3 つの観測面(show ip ospf neighbor / show ip route ospf / debug ip ospf)を並べると、 それぞれが違う窓から OSPF を覗いていることが見えてくる。 前のシリーズで身についた視点が、新しいプロトコルでもそのまま 使える。
全体像とは、観測の窓の並べ方そのものだった。